小さな「きざし」から、
群馬は変わる。
一人ひとりの夢や希望、願いは「きざし」
小さな「きざし」をつなぎ、寄り添い、育む場
「力あわせる」を合言葉に幸せの循環を生み出す仕組みをつくる
小さな「きざし」から、群馬は変わる。
「きざし」とは
「ぐんま未来基金」は、問題にいち早く気づき課題解決のために試行錯誤している方々の夢・希望・願いを「きざし」と捉え、寄り添い応援します。


ぐんま未来基金とは
寄付者からお預かりした資金を地域社会の課題解決に活用するしくみです。
県(市)民、企業、 (行政)、 力あわせて地域課題「解決の輪」 を広げていきませんか?
ぐんまの未来のために、ご支援とご協力をお願いいたします。
寄付と種類

寄付の呼びかけ
寄付の受け入れ

相続財産の寄付
遺贈寄付の受け入れ

寄付者の希望を反映した
冠基金の設立
機能と役割

地域課題の
調査・ヒアリング

地域の団体や機関との
情報共有・連携

助成プログラム
助成審査会
課題が社会に認知され行政施策に反映されたり、活動単独での寄付集めが可能になったり、ソーシャルビジネス化したり、多様な活動・事業が自立し課題解決に向けて自走可能になることで群馬の幸せの循環を生み出します。
「力あわせる」を合言葉に
幸せの循環を
生み出す仕組み


こんな時にも
ぐんま未来基金は
活躍
企業や寄付者を冠とした基金の立ち上げや、身近な地域単位や分野と分野をつなぐ基金を一緒に立ち上げることができます。

人生最後の社会貢献としての遺贈寄付など、様々な想いのこもった寄付金を、社会貢献の手段として未来に託すことができます。

群馬で災害が発生した時に…。災害支援基金を立ち上げることで、県内で必要となる取り組みに対して支援をすることができます。

設立趣意書
群馬の先人たちは、未来への希望を「上毛かるた」に込め、後世へと託しました。今、予測困難で不透明な時代に、群馬の未来へと思いを馳せる時、“力あわせる”の札に込められた想いに深く共鳴します。私たちはそのバトンをつなぐ決意を胸に、業種や年齢を超えたオール群馬の設立賛同人337人と共に「“力あわせる”ぐんま未来基金」の設立をここに表明します。

人間社会は止まることなく移り変わり、負の側面として社会問題が常に出現しては、その解決に奔走する歴史をたどっています。経済が急速に成長する時代には、便利さや豊かさの代償として環境破壊や公害、コミュニティの崩壊などが露呈しました。問題と対峙することで、企業は利益追求型から社会的責任を重んずるようになり、行政は規制から住民参加型の自治へとシフトチェンジしてきました。市民活動からNPOが誕生し、環境や地域振興、人権や文化活動等の幅広い領域で社会をより良くするための活動をしてきました。
今、社会問題は複雑化、個別化しています。市民、企業、行政などが共に手を携えて問題解決のために力を結集し、新たな時代を切り拓かなくてはなりません。そのために、「ぐんま未来基金」は、社会課題解決に挑む方々の夢・希望・願いを「きざし」と捉え、寄り添い、応援します。あらゆる主体が力あわせ公益を支える仕組みを構築し、幸福が循環する持続可能な自立参加型の共生社会に向け、力強くそしてしなやかに行動していきます。

設立までの経緯
ぐんま未来基金設立準備会は、コミュニティ財団の設立に向けて、休眠預金等活用通常枠の実行団体事業「地域の資金循環とそれを担う組織・若手支援者を生み出す人材育成事業本事業」の採択を受け、全国コミュニティ財団協会の助言を受けながら、群馬県内の3団体(特定非営利活動法人市民立ぐんまNPOセンター、特定非営利活動法人NPOぐんま、群馬NPO協議会)のコンソーシアムから始まり、財団役員候補者、事務局員でぐんま未来基金設立準備会を構成しました。その後、お預かりした寄付金3,992,355円はすべて一般財団法人ぐんま未来基金に移行しました。
法人概要
法人名 | 一般財団法人ぐんま未来基金 |
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設立年月日 | 2024年3月29日 |
代表理事 | 小竹裕人 |
理事 | 秋山麻紀 岩崎重国 草場史子 坂本祐子 角田正基 友松寛 福田秀幸 星野麻実 |
監事 | 小山範之 |
評議員 | 青柳美保 井上謙一 太田琢雄 片亀光 神部安希子 熊倉浩靖 佐藤倉雄 田中一雄 津田茂 西薗大実 舩戸いずみ 森谷健 |
住所 | 〒371-0854 群馬県前橋市大渡町1丁目10-7 群馬県公社総合ビル6階 |
事務局 代表電話 |
080-2640-5917 |
市民がつくる
地域のための
コミュニティ財団
「ぐんま未来基金」の目指す財団はコミュニティ財団とよばれています。
コミュニティ財団は、地域の様々な人が寄付をして設立する市民による地域のための財団です。
つまり、自分たちの手でまちを良くするための仕組みです。
地域性
地域を単位とする組織です。全国を対象ではなく、地域に根差した組織であることも大事にしています。それぞれの地域には、それぞれの文化があり、暮らしがあり、課題があります。それに寄添い、地域のための組織であることを目指しています。そうした「地域性」も大切な要素です。地域に根差した組織だからこそできる役割があり、果たすべき使命があると考えています。私たち「ぐんま未来基金」は群馬県の全域を対象とし、群馬が抱える課題に向き合い、その「きざし」を応援する組織を目指します。
市民性
特定の企業や個人、行政機関などが設立(企業財団やプライベート財団、外郭組織)したものではない、市民立の組織であること。多くは、100 名を超える市民寄付を基本財産にしており、市民一人ひとりの課題解決を支える意志がコミュニティ財団を生み出しています。

コミュニティ財団の
機能
地域を良くするために、多様な資金が地域で活用できるように「資源循環」をします。
1.助成機関として助成事業を軸に展開
事業指定寄付
地域で課題解決に取り組む組織の寄付募集などを支援します。その際に、複数のプロジェクトを一緒に見せることにより寄付者に関心のあるプロジェクトを選んで応援できるようにしています。一部の地域ではクラウドファンディングのウェブサイトとも連携して展開を行っています。
冠基金・じぶん基金
寄付者にお預かりしたお金で寄付者自身や家族のお名前や、寄付者が選んだ任意の名前を付けた基金をつくって、希望に沿った課題解決への助成配分などをおこなう仕組みです。地域によっては同じテーマへ寄付された基金を組み合わせるマンション型基金を立ち上げて運営をしている場合もあります。また、遺言に基づいた寄付(遺贈寄付)などを基にした基金もつくられています。寄付者の意思を尊重し、地域に対しての恩返しや当事者性の発揮のための手段としても活用されています。
社会変革を促す企画基金
コミュニティ財団の方で地域に必要なテーマ(解決が必要な課題や支援が必要な取り組み)を支援するための基金を立ち上げて寄付を集める仕組みです。先駆的な取り組みの認知を広げることや、取り組みを広げることにも効果を発揮します。
上記のような助成事業を軸に、資金的支援、非資金的支援、伴走支援、基盤強化など、各団体、各取り組みに必要な支援を行っていきます。
2.寄付による参加の拡大
地域の課題解決へ寄付をすることをハードルを下げてより多くの方に社会課題の解決に参加いただくために、様々な寄付の方法開発やキャンペーンなどに企業や行政等とも協働で開発しています。例えば、指定されたドリンクを注文するとその一部が寄付になる「カンパイチャリティ」のキャンペーンや、従業員の方々が寄付された額と同額を会社があわせて寄付をするマッチングギフト、募金箱の設置や、カプセルトイなどの自動販売機で購入すると一部が寄付になるなど、様々な方法が試みられています。
3.社会課題の可視化や共有
その地域における社会課題の可視化や共有を図るために、社会課題を数字で可視化したウェブサイトや気づいた課題を投稿できるウェブサイトの運営、また共有と解決方法を検討し役割分担する機会としての円卓会議の開催などが行われています。